1978
隣家の血の意
DATA:
共同制作
1979年度白門祭上映予定
INTRODUCTION:
「りんかのちのこころ」と読む。かずや、ポコタン、高木君、蜘蛛人間、そして西崎義展（？）といったユニークなキャラクターが織りなすドタバタ劇。ラストは当時が『宇宙戦艦ヤマト』ブームであったことを伺わせる。そして、このタイトルの意味は……。
第１回合宿参加作品。
STAFF:
制作：小林聡
短編ハードボイルド けがれ
DATA:
個人作品
INTRODUCTION:
追われる男と追う男たち。銃撃戦の末、男は狙撃手の魔の手から逃れる。しかし、その代償として、転んだ際に服にフンがついてしまう。だが、茶色の服であったため男は気にしないのであった。
制作協力：大網美智夫、青木宏之、安田宏。
STAFF:
制作：安田俊一
へんぜるとぐれえてる
DATA:
個人作品
INTRODUCTION:
２バージョンあり。一つはかの「ヘンゼルとグレーテル」を忠実に再現したもの。
もう一つは、青森出身の桜庭美樹子さん（３期）を主人公としたパロディ作品。魔法使いのお菓子の家に会費の取り立て状があるなど内輪ネタがおもしろい。
STAFF:
制作：Miki･A
赤頭巾チャンに気をつけて
DATA:
個人作品
INTRODUCTION:
かの「赤頭巾」のパロディ作品。おばあさんを食べようとする狼は、逆に狼鍋にされて赤頭巾たちに食べられてしまう。ラストではナレーターが吹き出してしまっていて笑いを誘う。
STAFF:
制作：？
展らん会の絵
DATA:
個人作品
INTRODUCTION:
様々な美術作品が登場する作品。
便器に座る「考える人」といったありがちなものから、ロケットパンチを飛び出したため片腕のない「ミロのヴィーナス」や、「北斎漫画」が動き出すなどユニークな作品。
ラストは「火の鳥」が飛び立っていく。
STAFF:
制作：虫ブロ（青木宏之）
打ちやぶれない壁
DATA:
個人作品
INTRODUCTION:
ユニークなキャラクターが登場する。二人はなんとか壁を登ろうと、向こう側の一人にロープを下ろしてもらう。そのためにお金を払うが、最後は財布を投げつけ、その隙によじ登ろうとする。
しかし、向こう側のもう一人に殴られ、偶然通りかかった担架に落ち、救急車で運ばれていく。
STAFF:
制作：？
ネコ
DATA:
個人作品
INTRODUCTION:
塀の上で尻尾を揺らしているネコ。少女がやってくると、ネコは物乞いを始める。しかし、空き缶を差し出すも、ネコは少女の愛撫の前にハテてしまう。
そして、ネコはまた、塀の上で通りがかる人を待つのであった。
STAFF:
制作：Ａｍｉ
狂子のジュル
DATA:
個人作品
INTRODUCTION:
狂子が通れば壁を破り、狂子が通れば電信柱を倒し、そして狂子が通ればドアを破る。
最後はなぜか『ホルスの大冒険』のヒルダのポスターをジュルっと食べてしまうシュールな作品。
STAFF:
制作：？
ブタのかけっこ
DATA:
個人作品
INTRODUCTION:
ひたすら走るブタさん。子供たちに嫌な目で見られても、石を投げつけられても走り続ける。
しかし、最後は屠殺場に捕まってしまい、天に召されてしまうブラックな作品。
STAFF:
制作：ケースケ君（高橋慶介）
Illusion
DATA:
個人作品
INTRODUCTION:
走る少年。少年は海辺にたどり着く。後ろを振り返ると涙を流す少女の姿がある。
そして、海の向こうからやってきた光に少年は吸い込まれてしまう。
STAFF:
制作：加藤秀俊
大空にかけた若き血潮
DATA:
個人作品
INTRODUCTION:
当時の副会長・土佐憲司氏の作品。空を飛びたいと思った男は、本に載っていたイカルスのロウでかためた鳥の羽をまねる。ロウの羽をつけ飛んでいくが、案の定、羽は熱で溶けてしまう。
しかし、羽は再びもとに戻る。その羽をつけ、男は天へ飛んでいくのであった。
STAFF:
制作：土佐憲司
カウォーム 不確実性の時代
DATA:
個人作品
INTRODUCTION:
飛び回る蚊を叩きつぶそうとする男。蚊はどんどんと高いところへ飛んでいき、それを追う男は崖から落ちてしまう。
それを助けんと突如現れたスーパーマンであったが、蚊の集まりの前には退散を余儀なくするのであった。
STAFF:
制作：？
１分課題
DATA:
個人作品
INTRODUCTION:
悪魔が両手を組むとそこには光の珠が生まれる。そして、その光の珠を地面に投げつけると、悪魔を遥かに越す大きさの巨人が誕生する。
しかし、巨人は悪魔を踏みつぶしてしまうのであった。
STAFF:
制作：内藤薫
